あきみせの袖丈詰めでも?

上着に関して私どもへ最もご依頼が多いのはやはりお袖丈詰めのお直しです

これは自分たち日本人にとっての宿命といってもいいかもしれませんが

ここのところお袖丈の設定がより長くなってきているようにも感じられますね

今回も海外ブランドのジャケットをお持ち込み頂きましたが・・・・・

ジルサンダーのジャケットをご依頼頂きました

スーツの上着でサイズ44ですが、お袖丈実測で65㎝ございます

細身なお客様ですがご身長もおありになってけっして手が短い体型ではありません

それでもこれだけお袖丈が長いとお詰めする必要がありますね

構造的にはいわゆるあきみせのつくりですが・・・・・

通常お袖が本切羽ではなくあきみせのつくりの場合、袖先からお直しするのが一般的です

その場合詰め寸法にともなってお袖口の釦と切羽といってステッチも移動させます

今回のケースでも通常のあきみせの様にお直しできないことはないのですが

こういった海外ブランドですと国内のモノに比べ切羽が大変深くしっかりと施されています

このタイプも裏まで切羽が貫通しており本切羽に近しい入れ方になっています

このような仕様ですと元々の切羽を外すとステッチの跡残りが非常に目立ってしまいます

私共ではこういったデメリットが大き過ぎるお直しにつきましては基本ご提案は致しません

このような場合は本切羽と同様に袖山からお直しすることとなります

一旦お袖を肩から外して袖の上部をカットして再現しますので当然袖先部分は触りません

出来上がりにつきましてはほぼ現状回復といったカタチでご提示ができますので

ご満足頂けるのではと思っております 海外のハイブランドにつきましては特にこのような

切羽の仕様が多く、袖山からお直ししないといけないパターンが少なくありません

お直しとしては技術的にも熟練を要しますし工賃も袖先からよりは割高になりますが

せっかくのジャケットでしたらあきみせでも仕上がりにはこだわって頂きたいですね

 

修理内容:ジャケット袖山詰め
金額: ¥8,800〜

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