SARTO名鉄店(名古屋駅前店)
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徐々に寒い日が目立つようになり冬の本番を間近に見据えております
そんな中、本日のご依頼品は「毛皮」
近年グッチやマイケルコースなど世界的なラグジュアリーブランドが動物愛護の観点から、
毛皮からの撤退を表明し、今や入手が困難になった素材の一つです
近年すっかり見かけることは少なくなりました
日本では特別な反対運動が起こったわけではないですが、流行は去って久しいですね。
ご依頼品はいわゆる「毛皮のコート」
80年代後半~90年代に日本では大流行しバブルの象徴、ラグジュアリーな一品として多くの人に親しまれました
ご依頼主様自身はお母さまより譲りうけたもので、自身ではそこまでお召しになっていないご様子
このまま朽ちさせてしまうのももったいないので、
いっそ自分の好きなようにアレンジをしてしまおうと考え付いたのが「裏地交換」です
もともとは風合いを損ねないように表地とよく似たブラウンを採用しています
色合わせを考慮しつつどんな配色にしようかとご依頼主様と検討する中
ふとお客様のお手持ち品の中で目に付いたのがエルメスのスカーフでした
シルク素材自体に強度はございませんので裏地には不向きですが
それを補って余りある唯一無二の発想にお直しというよりリメイクは一気に加速します
最も面積の大きい背中心、そして上前と下前の身頃部分を交換、
袖部分は実用性の観点と仕上がりの美しさを考慮して現状にしました
お好みのスカーフをお持ちいただきましたが、裏地に必要な分量を確保するのにスカーフ2枚分の用尺が必要でした
柄の見え感にも配慮をし、いい場所で配置が出来たと考えています
どこにもない世界に1着だけの洋服が出来ました
依頼主様自身が気に入って直したものですので、まったく袖を通していないものですが
これを機に日の目を見ることになりそうです
今後入手をすることが出来ないであろうアイテムですので
まさに一生物の洋服を仕立てるお手伝いが出来たと考えています
尚、コートの着丈によっては承れない場合もございます
スカーフ自体はお客様にご用意をいただくことになりますのであらかじめご了承願います
修理内容 | COAT 裏地交換 |
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金額 | ¥50000~ |
納期 | 4週間~ |
SARTO名古屋2号店 『 ReSARTO 』
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こんな服でも直せるのかな?もう少しトレンドを取り入れたデザインにしたいけど、できるかな?など、まずはご要望をご相談ください。
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しかし、ご要望をお伺いしながら、出来るだけ理想の形に近づけられるよう、様々な角度からご提案をさせていただきます。
SARTOは名鉄店と名古屋店を構え、高級ブランドの洋服だけでなく、ウェディングドレスや革製品など、お直しに技術を要するご依頼にも多数対応してまいりました。他のお直し屋さんで断られたものをお受けすることもございます。その点では、「お直しの駆け込み寺」であると自負しております。
SARTOが他店と違うのは、フィッティングとお直しを担当する者が別だということです。フィッティングは専門に勉強してきたフィッターが行いますし、お直しは専門の職人が集中して行います。その分業制により、他店にはできない高度なお直しができるようになっているのです。
私たちは、「洋服を通して皆様の人生を応援させていただきたい」という思いで、常に高い技術を追求し、お客様目線に立ったサービスを提供しております。
どなたも、しばらく着ていないけれど、処分はできない大切な1着があると思います。そんな服に新たな魅力をプラスするのが私たちの仕事です。お直ししたい服があれば、ぜひご相談ください。