SARTO名鉄店(名古屋駅前店)
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近年の衣料や雑貨素材の中では超売れっ子の合成皮革。
一見すると本物の皮革に遜色無いタッチや艶感です。
頻繁にリメイクやリフォームでお預かりする様になってきました。
舐めされた本物の皮革はケア次第で殆ど劣化しませんが
合成皮革になりますと劣化の進行を止める事は出来ません。
今やストレッチ性の有る衣類や合成皮革製品の中では
高度な化学技術で進化したポリウレタン素材が
中心となって構成されています。
繊維状のポリウレタンは優れた伸縮性があり
軽くてシワになり難い為、気付けば身の回り品の殆どに
使われる代表的素材です。
しかし、昔に比べ随分と品質改善されてきてはいますが
未だ発展途上素材で幾つかの大きなデメリットも抱えています。
それは、普段の生活環境の中で熱や紫外線、水分、湿気の影響を受け易く
素材の組織が分解してしまい物性変化が起きる事です。
素材寿命が平均で2〜3年、特にポリウレタンベースの合成皮革の場合
水に濡れたまま放置すると表面がヒビ割れて剥がれる事がよくあります。
他にポリウレタン素材を含む衣料としてクツ下や肌着類
ストレッチジャケットやパンツで白い繊維状の糸が切れて
表面に出てきたり、生地がヨレヨレしたりするのも劣化のサインです。
合成皮革ですと表面がベタついたり剥がれたりもします。
購入した時からではなく製造時から劣化が始まるので
どの位の期間が経過しているか注意が必要です。
長くストックされた新品でも思いのほか劣化が進行していて
短命に終わる事がありこれは生地でも糸でも同じ宿命です。
現在でもこの負の特性は解決されていませんが
製品化が益々拡大している事から
これは機能面のメリットの方が多大だからでしょう。
纏めますと、、、
メリットは 良く伸縮する、軽い、柔らかくシワになり難い。
デメリットは 着ていなくても劣化進行する。
熱や紫外線や水分、湿気で劣化が加速する。
クリーニングで表面変化する等。
デメリット特性を理解した上で上手く付き合えば
快適素材の代表格と言えるポリウレタンは現代に欠かせません。
モノを大切にするSDGs志向とデメリットが逆行の様ですが
素材特性を知っておくだけでも感性の向上に役立つ筈です。
SARTO名古屋2号店 『 ReSARTO 』
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SARTOは名鉄店と名古屋店を構え、高級ブランドの洋服だけでなく、ウェディングドレスや革製品など、お直しに技術を要するご依頼にも多数対応してまいりました。他のお直し屋さんで断られたものをお受けすることもございます。その点では、「お直しの駆け込み寺」であると自負しております。
SARTOが他店と違うのは、フィッティングとお直しを担当する者が別だということです。フィッティングは専門に勉強してきたフィッターが行いますし、お直しは専門の職人が集中して行います。その分業制により、他店にはできない高度なお直しができるようになっているのです。
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