SARTO名鉄店(名古屋駅前店)
お気軽にお問い合わせください。
ここのところイタリア系を中心にお袖が『本切羽』になっているモノが大変多くなりました
私どもへご依頼頂く中にもこの仕様が少なくありませんが、お袖丈の調整につきましては
いわゆるあきみせのモノに比べ簡単にはお直しできないこともございます
本日は本切羽でのお直しをご案内します
お袖丈詰めするにしても本切羽の場合、既にボタンホールが開いてしまっているので
あきみせの様にお袖口からのお修理は基本的には致しません
多くが袖先より4cmほどのピッチで釦ホールがスタートしますので、ここのスペースはキープ
したいですね どうしてもということでもせいぜい0.5~1cm詰めまでが限界でしょうか?
これ以上詰めるとなると見た目のバランスが非常に悪くなるのでお勧めは致しません
一般的に本切羽のお袖丈詰めは、『袖山詰め』といって一旦肩から袖を外し
お袖の山の部分をカットし再度繋ぐお修理となります(肩幅詰めとは異なります)
袖を付け直すお直しとなりますので、お修理の難易度が上がり私どもでも熟練の職人が携わる
こととなります 工賃としては袖口からのお修理に比べ割増で、お時間も頂くこととなりますね
気を付けて頂きたいのが、この修理を行うと現状よりお袖幅が小さく繋がることとなり
アームホール等着心地感が変わることがあるということです ですのでせっかくお直しをしても
余裕がなくなり着苦しくなってしまうケースもありますのでフィッティングの際注意が必要です
袖山詰めの場合、もう一つ問題となるのは柄物のケースです
画像はタリアトーレのチェックのジャケットですが、このように身頃とお袖できっちり柄合わせ
がされております お袖山をカットしてしまうと当然この柄がズレてしまいます 無地モノや
細かい柄であれば問題ありませんが、このように大柄であるとかなり目立ってしまいますね
お袖丈が長すぎるケースは致し方なくお直しすることもありますが、どちらを優先事項と
考えるかは最終的にはお客様の判断となります
ご購入した後に袖作りが出来る様にお袖がアンフィニッシュになっているモノもありますね
製品によって多少の違いはありますが、ほとんどが12cm程のあきの深さとなっております
一見お直しがし易い様に思われますが、これもお袖丈を詰めて本切羽にするとなると制約が
ございます あきの深さにもよりますが、おそらく詰め寸法が3cm以上となるとそのままでは
本切羽をつくることができません このようなケースはあきみせにする選択もありますが
どうしても本切羽を希望されるのであれば袖山詰めのお修理をプラスして敢行します
以前はお直しの簡単さからあきみせの袖が大半であったメンズジャケットですが
昨今のイタリアブームもありお客様自身も本切羽へのこだわりが強くなっております
お直しの際、お困りでしたら何時でもご相談下さい!最適なご提案をさせて頂きます
修理内容 | ジャケット 袖山詰め |
---|---|
金額 | ¥8,640〜 |
SARTO名古屋2号店 『 ReSARTO 』
地下鉄栄駅 森の地下街 にて 〜NEW OPEN〜
お問い合わせ 052-228-7190
アクセス 詳しくはこちら
--------------------------------------------------------------------------------------------
ReSARTO NAGOYA名古屋栄店 にて
コーティングサービスを始めました。
お手持ちの大事なカバン、携帯、お財布などをコーティングしてみませんか?
ご来店・ご予約・お問い合わせはこちら
こんな服でも直せるのかな?もう少しトレンドを取り入れたデザインにしたいけど、できるかな?など、まずはご要望をご相談ください。
服のデザイン、作りによっては、お客様のご要望を全て取り入れることが難しい場合もあります。
しかし、ご要望をお伺いしながら、出来るだけ理想の形に近づけられるよう、様々な角度からご提案をさせていただきます。
SARTOは名鉄店と名古屋店を構え、高級ブランドの洋服だけでなく、ウェディングドレスや革製品など、お直しに技術を要するご依頼にも多数対応してまいりました。他のお直し屋さんで断られたものをお受けすることもございます。その点では、「お直しの駆け込み寺」であると自負しております。
SARTOが他店と違うのは、フィッティングとお直しを担当する者が別だということです。フィッティングは専門に勉強してきたフィッターが行いますし、お直しは専門の職人が集中して行います。その分業制により、他店にはできない高度なお直しができるようになっているのです。
私たちは、「洋服を通して皆様の人生を応援させていただきたい」という思いで、常に高い技術を追求し、お客様目線に立ったサービスを提供しております。
どなたも、しばらく着ていないけれど、処分はできない大切な1着があると思います。そんな服に新たな魅力をプラスするのが私たちの仕事です。お直ししたい服があれば、ぜひご相談ください。